2012/01/19

草間彌生と川久保玲の言葉

「芸術も含めて、仕事にはまず初めに
「全人格を注ぐ覚悟」が必要だと思います。
技術も考え方も、自分が今持っている力は使い切り、
また次を引き出していくことでしか成長はありません。」

これは、「芸術は、命がけ。」草間彌生が語る仕事というタイトルで、
朝日新聞の求人情報欄に連載された草間彌生の言葉。
はっとして我に返った言葉。
当たり前の言葉なのだが、
この当たり前のことが、どこまで出来ているのだろう?
このようなエネルギーで仕事をしているのだろうか?
命がけで生きているのだろうか?

「新しいことイコール自由、自由イコール前に進むこと。
一歩前に進めば、物事はかなり解決できるものですよ」

これは、朝日新聞インタビュー2012「ファッションで前に進む」の中の
川久保玲の言葉。

いつの間にか、ひとつの事に囚われすぎていないか?
執着心を持ち続けていないか?
自由だと思い続けていたら、その自由に囚われていないか?
本当に自由な精神であるならば、自由という言葉はないはずでは?

ルールを越えて自由になり、また新たにルールができ、また越える。
越えるとは前進すること。前進とは命がけで取り組むこと。

草間彌生と川久保玲。
人生の不条理を反骨精神として格闘する二人。
この言葉を実践することが、新しい時代を生み出す力になる。


↓朝日新聞インタビュー2012「ファッションで前に進む」
http://www.asahi.com/fashion/beauty/TKY201201180360.html

↓草間彌生が語る仕事の連載は以下のURLで読むことができます。